エンジンルームクーリングファンスイッチ追加


私のNSXはサーキットを走っていると、油温上昇が早くてワンアタック・ワンクーリングの繰り返し。
暑い時期ともなると油温もなかなか下がらず、困ることもしばしば…
まぁ、6千回転シフトすると油温も上がらないのですが、タイムアタックに入ると8千シフトするので熱量が桁違いみたいなんですよね。
そこで、アタック時の油温上昇を抑えるのは厳しいかもしれないけど、クーリング時における下降状況を少しでも改善するために、クーリングファンを強制的に回す事を考えてみました。
これがエンジンルームクーリングファン
このエンジンルームクーリングファンは、タイプR/S及び後期には装着されておらず、AT車と前期のMTには装着されております。
動作条件は結構厳しいらしく、まず動いているところを見たことはありません。
なので、前期のMTオーナーさんは軽量化も兼ねて外される方が多いのですが、私はせっかくなので活かしてみようと思いました。

メーカー側的には、エンジンルームは負圧になるから走行中のファンは必要なく、NAでもあるのでそこまでエンジンルームも高温にならないという考えもあって、後期からは無いのかもしれません。
がしかし、エンジンルームには本来お盆が乗っていて、エンジンが直接見えないようにしている代わりに、負圧が発生しやすい条件を作り出しているのに、私はエンジンルームを魅せたいために外しちゃっているので、負圧の効果が薄いのかもしれません。
なので、クーリングファンを動かしてみようかなと(;^ω^)

ファンリレーの配線を直結すればいいなと思い、サービスマニュアルで確認。配線図とリレーの構造を調べて、AB間を短絡します。
そして、施工距離はこの距離。まだテスト状況なので、スイッチは適当にここら辺に付けました
普段から止まっているファンも…スイッチ、ON!
結構良い勢いで回り出してくれます。
思った以上に涼しい!
これは効果が楽しみです♪

久しぶりの改善系のDIYを行いました。
効果の確認は次回のサーキット走行になりますが、どんなもんか楽しみですね。
今回の作業自体はとても簡単ですが、配線処理に少し拘りまして、日本の配線をコードで隠しながら行ったのですが、この配線をコードに入れるのに凄く時間がかかっていました。
まぁ、それでも配線が綺麗にまとまるとスッキリするので良いかなと
速さにはつながらないけど、やっぱり気持ち良いのは大事ですね(;^ω^)


記録簿に戻る