京都旅行
この頃、某会社の宣伝で、「そうだ、京都に行こう」というフレーズでCMが流れていた。
そのCMは、季節ごとにシリーズを変えて放送しているのだが、その頃は春先でもあり、ちょうど桜の綺麗なお寺のシーンをやっていた。
これがあまりにも綺麗だったから、同期の奴とじゃあ京都のお寺へ「桜を見に行くか!」という感じで京都へ旅行することが決定した。
もちろん交通手段は、車。
出発は、船橋を夜9時ごろ出る。
愛車GT-Rでトコトコと、一部交通費削減のため静岡県の焼津まで一般道でひたすら走ってその後は東名高速を使ってのんびりと行く。
初日。
朝方6時ごろに京都南インターに到着。
時間もたっぷりあるから、いきなり目的地の「善峰寺」に行くのではなくチョット、寄道をしようと言う事になった。
実は、私は家族旅行や修学旅行で京都には結構訪れているのだが、まだ銀閣寺には行ったことがなく、また兼ねてから見てみたいという思いもあったので、銀閣寺を最初に見に行く事とする。
やはり、ラッシュ時間帯でもあり道が混み合っていて、GT-Rのクラッチ操作にチョット疲れながら到着する。
駐車場に、車を止めて参拝をしに行く。
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このたたずまいがナントも… |
初めて見たのだが、金閣寺に比べると銀閣寺の方が私にとってはとても趣があるように感じられて、なんか良い感じがする。庭園の作りが良いのかなぁ。建物と庭園とのバランスがベストマッチしていて私は、なんか好きだね、こういうの。
銀閣寺を見終わって、ふもとの商店の所で遅い朝食を食べる。
食事を済ませて次は一番の目的でもある、善峰寺へ向かうことにする。
善峰寺は京都市内にあるのではなくて、高槻の山奥の方にある。
途中道が分からなくなり、警察署がたまたま近くにあったので、そこで道を尋ねた。
ただ、署内に入る際、なんだか車が車だけに、スピード違反をしたか駐車違反をした違反者かと一瞬思われたみたい。(苦笑)
お寺の名前を伝えて、親切に分かりやすく教えてもらい、再び善峰寺へ向かう。
しかし、京都の道は半端じゃなく狭い!!
なんたって、行く途中の山道は車一台とチョットしか通れないくらいの道幅しかないんだもん。
対向車が来ないようにと祈りながら山道を登り、目的地である善峰寺の駐車場に到着する。
そこから、まだ境内までは山道をチョット上るような感じで、息をきらしながら入り口の門に到着する。
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これが入り口。 |
やはりお寺の敷地内も、山の斜面に作られているのでアップダウンが結構キツイ。
で、お目当ての桜だけど実はこの境内に植えられている桜は、「ソメイヨシノ」ではないらしくこの時はまだ、つぼみの段階で、全然咲いていなかった。
これにはかなりガッカリ…
多分4月の中旬以降ぐらいが見ごろだと思うんだ。
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桜は無いけど、この景色は最高だったなぁ。 |
また、桜が咲いている時期にもう一度訪れたい所だなぁ。
そんな感じで、お目当ての桜はまだ全然だったけど景色はナントも言えないくらいよく、また「ボケ―ッ」と景色を眺めながら時間を潰して、過ごした。
景色を満喫してそろそろ、宿の方へ向かうことにする。
さすがに夜通し車を運転してきているから、結構疲れているのよ。
で、途中昼飯を同期の奴が京都駅の新幹線ガード下のラーメン屋が美味しいよと言う事なので、そこによって昼飯を食べることにする。
さすがに美味しいラーメン屋と言う事でもあり、こってり味のとんこつスープが私の好みの味でもありとても美味しかった。
おなかもふくれ、一路宿へ。
途中居眠り運転を、かましそうになりながら宿へ到着する。
いやぁ〜、しんどかったぁ。(笑)
宿は、亀岡の湯の山温泉の「ホテル渓山閣」という所。
さすがに一泊1万5千円だけあって、食べ物は美味しく、設備もかなり良かった。
露天風呂の造りなんかも凝っていて、かなり大きく満足できた。
最終日。
チェックアウトを終えて、このままいきなり自宅へ帰るのも勿体無いので、山陰線の保津峡に行こうと言うことになった。
それは、ゲームの「電車でGO!」で、出てくる駅で実際はどう言うものなのか自分の目で確かめてみたかったから。単純な理由だけどね。
で、保津峡はかなり山奥にあるので、一つ二つ山を越えていくんだけど、この道がかなり狭い!!
前日の善峰寺に通じる道よりも更に狭い。
本当に車一台分しか通れないぐらいの道幅で、かなり緊張しながら保津峡の駅へ。
駅前は、行楽シーズン用に多少小さなロータリーが出来ており、そこに車を止めて景色を眺める。
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駅からの景色です。 |
これまた絶景で、俗世間を忘れさせてくれる感じでとっても良かったなぁ。
また、狭い道を通って一路家路へ。
帰りの高速道路では、ひたすら燃費走行で帰り、この時初めてGT−Rではリッターあたり9`走った。
いやぁ〜、これには驚いたなぁ。
やっぱり、かっ飛ばさなければ何とかなるもんだな…
こんな感じで、今回の旅行は修了した。
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