エンジンマウント前後交換
最近、高速走行時におけるミッションの入りが悪くて、特に回転数が高いときに4速から5速へシフトアップする時に、ミッションが「ゴリゴリ…」となるようになってしまいました。
いずれはOHしなければなりませんが、私の車は新車から今までエンジンマウントを交換した形跡がなかったので、それが悪さしているのだろうと思い、今回交換することにしました。
7月にKSPエンジニアリングでセール期間があり、その時に注文すると作業工賃が安くなったりするので、その時に依頼しました。
ただ、担当の豊泉さん曰く…
「NSXはミッションとエンジンが一体になっており、マウントが揺れるから入りが悪いってことではなくて、人為的なものかシンクロが傷んでいると思うよ。ミッションとエンジンが一緒に揺れいるし、シフトはワイヤーシフトだから揺れによる誤操作というのは考えにくいと思うよ。」
なるほど!
つまりミッションから直接シフトレバーが出ているタイプなら、ミッションが揺れる事によって入りにくいのは十分考えられるけど、FFタイプの配置であるならばエンジンマウントの揺れによるシフトミスは考えにくい訳だ。
構造を理解すると、納得できるコメントです。
でも、今回は17年目を迎える車体のエンジンマウントが一回も交換されていないことを考えて、メンテナンス的な意味合いで、交換することにしました。
で、予約を終えて、8月に作業をお願いです。
当日お店について、いざ作業をしてもらおうとすると、エンジンがかかりません!?
えー、こんな症状は初めてだ(汗)
イモビを解除して、セルを回そうとするけど、セルが回らない…
セルモーターに異常があるのかな?(><)
KSPのスタッフがセルを確認すると、イモビの細工の関係で接触不良がおきており、セルが回らなかったのが判明!
|
セルを再使用したくても、端子の根本から根本的にボッキリ逝っちゃっているので再使用は不可・・・ |
---|
そこで、豊泉さんが倉庫を覗いてみると、ご自分のエマージェンシー用のC32B用セルモーターがあったので、快く格安で譲っていただけることになりました。
|
作業完了後ですが、このように綺麗になり小型化されました |
---|
そして、今回の本題の作業に入り、4時間ほどで終了。
エンジンマウント前後タイプR用に変更し、ミッションオイル交換、インナーサイレンサー用の穴あけ加工をお願いしました。
まぁ、エンジンマウントの交換の効果は分かりませんが、インナーサイレンサーを装着したのは、歴代の車でも初めてで、つけた感想としてはあまり変わらないかなと思ったけど、街乗りを流す分には静かになっているので、車内での音楽を聴くには丁度いい感じです(^^)
|
流石に高回転までまわすとフン詰まり感がかなりあるので、街乗りオンリーですね |
---|
セルモーターはC32B用は小型化されており、若干セルを回すパワーが小さくなっているそうですが、十分エンジンがかかります。
スターター音が若干変わった程度でしょうか?(^^;
今回も余計な出費はあったけど、いつかは壊れそうな所だったので、いい機会だったと思うようにします。
内容 | 個数 | 金額 |
エンジンマウント フロント R用 | 1 | 13,600 |
エンジンマウント リア R用 | 1 | 13,600 |
マウント交換工賃 | 1 | 12,000 |
ミッションオイルNSRP | 2.7 | 10,800 |
セルモーター脱着 配線修正 | 1 | 8,000 |
インナーサイレンサー取付 | 1 | 2,000 |
合計 | 63,000円 |
---|
内容 | 個数 | 金額 |
豊泉さんから譲り受けた C32B用セルモーター (解体車部品) | 1 | 10,000 |
---|
記録簿に戻る