POTENZA ドライビングレッスン IN 茂木
初めてサーキット走行を経験した時の話です。
ジムカーナの練習会に2回参加して、ちょっとずつインプレッサに慣れてきて、車の操作に自信がほんの少しではあるけど持てる様になってきた頃、無性にサーキット走行をしたいと思い始めるようになってきた。
ある時、暇していたのでピットイン千葉に暇つぶしに行った。
で、ショップの兄ちゃんと話していて、「最近サーキット走りたいと思っているんですよぉ。」
なんて話していたら、「ポテンザドライビングレッスンがツインリンク茂木で行われるよ。参加しない?」
と言われたから、もう喜んで参加する事とした。
初のサーキット走行に伴って、ブレーキパッドを耐フェード性の強いエンドレスのNA-Rに変更しておいた。
いざ当日。
当日は、カメラマンとして(?!)トノと一緒に行った。
生憎トノは、申し込みに期日に間に合わなくて参加できなかったんだ。
ま、俺の誘いが遅すぎたのがいけないんだけど…
当日は、午前中は雨で、午後から晴れになった。
カリキュラムは午前中は座学で、午後は軽い(本当に簡単な奴)ジムカーナ2本とサーキット走行30分×2セットで構成されていた。
午前中の座学は、講師として黒澤 元治・山野 哲也選手などかなり豪勢な人達が講師としてドライビングテクニックの話をしてくれた。
これは、ほんとためになった。
ただ、オイラ朝5時頃に自宅を出発したものだから、ありがたい話の途中で実は居眠りしていたりして…(苦笑)
その隣のトノは、目を光らせて真剣に話を聞いていた。
う〜ん、この姿勢見習わないと…(爆)
午後は昼飯を食べた後、早速ジムカーナをやった。
座学の時間に、コース図が渡されてこれを覚えて走った。
ま、簡単だったから、全然問題無かったけど。
ジムカーナを始める前に、99年全日本ジムカーナチャンプである、山野哲也選手によるNSXのデモ走行が行われた。
これが凄い迫力!!
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山野選手のチャンピオンカーです | はぁ、カッコええなぁ。 |
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目の前通過 | アクセルターン!。 |
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再び、目の前通過!! |
速いのって、なんの!
さすが、全日本チャンプです。
難しいといわれる、NSXをあそこまで操るとは…
カッコイイなぁ。
で、ジムカーナは走り終えると、プロドライバー達が走り終えた人にワンポイントアドバイスをくれると言うありがたいもの。
私の時は、「元気があって良いけど、コーナー入り口の時点で、もう少し車速を落としたの方が複合コーナーをクリアしやすいよ。」とのこと。
う〜ん、マッタクその通りです。
良いアドバイスでした。
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複合コーナー抜けた直後…(*) |
そしていよいよ、ツインリンク茂木のロードコースを走る!
座学で、黒澤さんが言っていたんだけど、「もてぎサーキットは、国内でも有数のブレーキに負担がかかるコースだから、ブレ―キがフェードしたら無理しない事。」と言っていたので、どんなものかとても楽しみだ。
コースのレイアウトは、直線とヘアピンで構成されている感じです。
コースインして、初めのうちは先導車がついてユックリと走ります。
これは、ラインの勉強になってとても良いです。
幸い、先導車から4台目の位置でしたので、ラインの勉強がしやすかったんだ。
で、先導車がラインをずれたら、フリー走行の開始の合図。
で、思う存分走った。
途中レガシーワゴンとバトっとたりした。
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メインストレート全開!!(*) |
メインストレートからのフルブレーキング勝負で、勝った時はメチャメチャ気持ち良かった。
ま、落ち着いて考えてみれば、相手の車のほうが車重が重いからねェ…
勝って当然なのかなぁ(?!)
で、その直後、フルブレーキング勝負をしたため一気にブレーキへの負担がMAXに達してしまって、ブレーキがフェードしてしまった。
これは、恐かった。
ブレーキを踏んでも、手応えがなく、ペダルが目一杯奥まで行ってしまって減速も遅い。
あわや、コースアウトって感じなのところで、タイヤが頑張ってくれてコースアウトせずに済んだ。
後は、のんびりとブレーキをいたわりながら、サーキット走行を楽しんだ。
原因は、パッドはサーキットユースに対応したものだったけど、ブレーキフールドがノーマルだった為だと思う。
今度は、パッドとフールドはセットで交換するようにしようっと。
サーキット走行を終えての感想としては、やっぱり気持ちイイと言う事。
ジムカーナと比べると全然速度域が高いので、迫力があります。
時速200km/h近くから、70km/hへ減速する時の減速Gに関してはナントも言えませんね。(笑)
でも、マシンコントロールを覚えるのはジムカーナ。
速さを求めるなら、サーキットなんだなぁと感じました。
ますます、モータースポーツの楽しさを覚えたサーキット走行でした。
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サーキット走行前の集合写真 |
(*印)写真提供トノより。THANK YOU!
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