仙台旅行

前年の秋に体調を崩して入院し、ナントか退院をして体調もチョットづつ回復してきて、やりたいことが少しずつ出きるようになってきた頃、やたら旅行に出かけたくなってきた。
せっかく車も手に入ったのだし、「ここらでチョット遠出をしたいなァ。」と思い立ち、親父がその頃は仙台に単身赴任中だったので、「仙台に行こう！」と勝手に決めて、大学受験が終わった弟と二人で3連休を利用して行ってきた。
GT-Rでの高速走行はこれで２回目。
「一体この車はどんな加速するのだろう？」
なんて思い、Ｋ察もいなさそうだしオービスもなさそうなのでアクセル全開にしてみた。
するとあっという間にスピードメーターの針は１８０ｋｍ/ｈを超えそうになっている。
「リミッタ―がそろそろ効くんだろうな。」
と思ったら、１８０ｋｍ/ｈを超えてもまだまだ加速する。
とりあえずこうなったら、いけるとこまで踏んでしまえって感じで更に加速させる。
スピードメータの針は完全に振り切って、真下を向いている。
タコメータを見ると５速で７０００回強を差している。
車に詳しい人が見ればチョット分かるかもしてないが、この位だと推定２６０ｋｍ/ｈは出ているらしい。
とりあえず、これが自分の限界だし一般車もややいることだからこの位で止めておいた。
その後は、１６０Ｋｍ/ｈぐらいの巡航速度で一路仙台へ。
今思うと、良くまあそこまで速度出したよマッタク…

で、仙台に４時間ほどで到着。
１０時ごろ家を出て、１４時ぐらいに到着したものだからまだ親父も仕事中。
さすがに、この時間から親父の家に行っても勿体無いので、松島海岸に行く事にした。
ひたすら、一般道を松島方面へ一時間ほど走って到着した。

松島海岸にてたたずむ、けんたろう。

この日はとても天気が良く、景色も絶景でとても心落ち着いた。
この時、仕事でストレスが結構タマリがちだったので、とっても良い気分転換になった。
しばらく、松島海岸でなにも考えない
｢ボケ〜ッ」
っとした時間を過ごしていたら、辺りの日がやや傾いてきた。
そろそろ、親父の家に向かって丁度良い頃だろうと思い松島海岸をユックリと後にした。

二日目。
前の晩に、親父に
「温泉に行きたいから何処かよい所は無い？」
と尋ねたところ、秋保温泉(あきうおんせん)が結構良いよとのこと。
親父も休みを取ったので、一緒に温泉まで案内してもらった。
秋保温泉は仙台市の郊外にあるので、結構山の奥にある。
ＧＴ−Ｒの馬鹿チカラで、勾配を楽々登って温泉街に到着した。
お金も余裕があったので、
「チョットリッチな気分で」
とうことで、ホテル花水月（はなみづき）にした。
日帰り入浴で、タオル付きで１０００円の入浴料を払って入ることとする。
この時、初めて”露天風呂”を経験した。
ナントも言えず、良い感じ…
ホント、「ああ生きていて良かった。」なんて思ったなぁ。(笑)
十分露天風呂を堪能して、美味しい昼飯を食べて満足したところで親父の家に帰る事にする。
帰りは、親父にＧＴ-Ｒはこう言うもんだよというのを知って欲しくて運転してもらった。
で、私はこの時リアシートにはじめて座ったんだけど、思ったよりリアシートも広く、またお尻の位置が低い位置なのでとっても乗り心地が良い。
これは、以外だった。
で、親父のＧＴ-Ｒの感想は、
「パワーがあって運転しやすいね。」
って、ことだった。
元々親父はスポーツカーに凄い興味を持っている訳じゃないのだが、結構気に入った様子だった。
親父の家に着いて、部屋でのんびりとＮＥＷＳを見ていると天気予報では明日は”雪”という予報だった。
「ヤベ―な、チェーン持ってきてねぇーよ。」
と思いつつも、「ＧＴ-Ｒは４ＷＤだし大丈夫か。｣なぁーんて、楽天的に考えて二日目を終えた。

三日目
朝起きて窓の外を見てみると、天気予報の通り見事天候は”雪”。
といっても、路面まで雪で覆われているほどではなかったので、車で帰る事にした。
高速道路に乗って１２０Kｍ/ｈの巡航速度で雪の中、帰宅の途についた。

高速道路脇は結構な雪景色。

GT-Rは４WDだから、多少の雪も大丈夫でしょうという考えで走っていたのだが、ちょうど宮城県と福島県の県境では雪が酷くなっていて、あたり一面真っ白。
幸い、路面の方にまでは雪が降り積もるって感じではなかったのでそのままの速度で走っていると、なんだか車線変更の際に
「やたらハンドルが獲られる感じがするなぁ。」
って思っていたのだが、よくよく考えてみると、路面には雪が無かったわけじゃなくミゾレ見たいになった雪が、降り積もっていたみたい。
よくまぁ、スピンしなかったなぁって思う今日この頃…
そんな感じでGT-Rの性能の高さに守られながら家に到着して、今回の旅行は無事修了した。