F-CON Vpro化


今回は、エンジン制御をHKS製のF-CON Vproで制御することにしました。
実は、2006年4月走行距離110,200Kmの時点で発生し、直したはずのEGR故障の同現象が再発してしまったのです。
コンピューターの自己診断機能で確認しても、36回の点滅で同じ現象でした。
残る事象としては、新品コンピューターで動作確認とありますが、今更ECUというのも気が引けます。

そもそも、今回ECU故障は、ROMの故障か、基盤のコンデンサー故障によるものなのかが見当がつきません。
ROMであれば某オークションで出品されているオリジナル品が、リミッターカットの状態で安く出ておりますが、コンデンサーであれば、該当する無数のコンデンサーの数を交換しなければならないのです。それも、直る保証も無く…
そうであれば、中古のECUを候補に上げました。
一応、ECUに原因があるか調べてもらおうと、お世話になっているエスプリで見てもらうことになりました。
エスプリで不具合の無い中古ECUで確認してもらった所、やはりECUでした。
しかし、ソレと同時にO2センサー故障も発生したとの事…(@д@;マジカヨ!
そこで、エスプリの前川さんからアドバイスが。
V-pro制御にしてしまえば、ノーマルECUを介して制御させないので、O2センサーをフィードバックさせないし、EGRの問題も関係なくなりますとの事でした。
う〜ん、色々考えると、今後できるかわからないけどC32B換装などを考えると、効果が高いかもと思い、導入を決定しました。
O2センサーも今回はリアバンク側だけでしたが、今後フロントバンク側もなりうるし、またリアバンク側が壊れる恐れがあります、その度に単品価格¥19,000で工賃含めると約¥30,000の出費を繰り返すか、今後の拡張性などを踏まえて約\300,000を出資するかは、悩みます。
私としては安くは無いですが、後者にしました。
今回のECUとO2センサーを交換した場合を考えると、費用は…
部品名金額(定価)
中古ECU80,000
センサー、リアーO219,000
取り付け工賃13,550+5,000
合計\117,550

これに、イツ壊れるか分からないフロントバンクに、また、約\30,000が飛びます。

では、V-pro化の費用は…
部品名金額(定価)
HKS F-com Vpro(オリジナルハーネス、セッティング込)\285,000
合計\285,000
この先、C32B換装したときや、スロットル拡張等したときに、セッティング変更をする際にはECU書き換えよりも結果的には安く書き換え費用が済みます。
また、制御の部分でもアドバンテージが大きいです。
金額的には高いですが、先を見越して投入しました。

ちなみに、チェックランプはまだ点灯します。
これは、EGRの制御を直したわけではないし、O2センサーを交換したわけでもないのでノーマルECUの部分が自己判断させて点灯させているが、制御自体はV-proで行っているので、まったく問題はありません。
アイドリング不安定も、完全に解消されて本当にいい感じです♪
とうとう、付けちゃいました(^^;
さて、装着後のインプレッションです。
アクセルレスポンスが非常に良くなり、車体が凄く軽く感じます。
また、中間域のトルクも上がっており、非常に扱いやすいです。
高回転域の伸びも素晴らしく、本当に乗っていて楽しい使用になりました。
費用がかかりますが、非常に満足度の高いチューニングでした。
ちなみに、馬力は308.2馬力です。
V-pro前
15年前の車体で、エンジンはノン・オーバーホール
しかも走行距離11万キロを考えると294.3馬力は凄いと思います

V-proセッティング後後
さらに、馬力も上がるほか、中間域のピックアップがよくなっているのが分かります。
年式・走行距離を考えても300馬力オーバーは十分すぎます
正直、馬力的な部分はもう私的には、十分の域に達したと思います。
後はこのパワーをしっかりと使いこなしたいと思います(^^)

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